パンデミックで考えること
家に居なきゃいけないってなると
自然と本を読んだり思いを馳せたりしてしまいます。
コロナ後には、台風一過の朝のように心も晴れて
気持ちいい世の中になっていてほしいもんです。
昔のパンデミック〜ペストの時も、社会が閉鎖されていたそうで
そんなぽっかり時間が出来た中で新しい発明があったみたいで
14世紀の次にヨーロッパで第2次のペスト流行があります。
17世紀のことです。あのアイザック・ニュートンが学生のとき、このペストの影響でケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、1665年から1666年にかけて彼は故郷へ戻り、自由に思考する時間を得たそうです。
故郷で落ち着いてじっくりと思索していたニュートンはこの休暇中に、微分積分や、光学のプリズムでの分光の実験、万有引力の着想などに没頭しました。
「ニュートンの三大業績」とされるものは、いずれもペストを逃れて故郷の田舎に戻っていた18か月間の休暇中にできた。
なんとニュートン、まだ25歳前です。引用元
なんと、１年半も休みになってます。
休業２ヶ月位で立ちいかない店も多いみたいなので
長い間の外出禁止って、世の中どうなっちゃうのか…。
今いる世界は
とても危うい均衡で成り立っているんだと考えてしまいます。
私の稼ぎ先、アパレルの不況は凄まじくて
小売からECに移っていったり、人口減少やら賃金減少やらオーバーストアやら
構造や環境の変化で立ちいかなくなっている部分が広がっていて
資本主義の限界っていうのを肌で感じていましたが
資本主義の限界
”
米国と英国が最初に新自由主義という資本主義の原理主義を推し進めたが、皮肉にも最初に、世界に先駆けて脱グローバルであり、管理貿易という脱資本主義の方向に行っている。
それがトランプ大統領であり、英国のＥＵ離脱である。
米国が管理貿易という方向になったことで、世界的に管理貿易の方向になる。米国への輸出が大きな中国が最初に対応処置をとることになるとみる。
ということで、今後、米国の管理貿易の方向に進んでいくことになる。
国家の目的は、国民の利益を最大化することであるが、その目的が見えなくなり、資本主義では国民の利益の最大化が難しくなってきたのである。新しい経済や指導原理が必要になってきたようだ。
”
この衰退の対策として、日本の地方は再活性化策として、地産地消の運動を展開している。これと同じ方向になる。自給自足経済、地産地消経済になる。
引用元
地産地消とかサスティナブルとか言われてましたが
ここ最近は切実に感じてます。
これからは物を買う時にも
目の前の人と地域の事を思った方がいいんだなって。
表層＝ビジネス、深層＝生き方という独自の構造（深層構造）で世の中を捉えるようになりました。表層を司るのはお金であり、その引力はとても強い。お金の力に引っ張られると、深層に向かうことは向かい風の中を進むようなものです。ビジネスと生き方は一般的な概念での対義語ではないのですが、この深層構造においてはベクトルが相反するものとして捉えています。”お金だけでは十分ではないし、人間性だけでも暮らしていけない。時代を逆行せよと言っているわけではないです。相反する側面のあるその二つを両立。もっというと動的に平衡させ、「資本主義の先」に行く必要があるのではないかと考えています。
ビジネスと生き方の均衡って難しくて
不景気な中だと、売上を維持するって事に注力してしまうので
戦うかのようにビジネス思考が強くなってしまいます。
私は戦士ではなくって
人の気持ちが明るくなって幸せを感じる物を届ける、魔法使いのような人になりたい
って思っていたのに、うまく出来ず身体を壊してしまいました。
職場の社長は利他的な部分とビジネスの部分の均衡が取れている人で
成功体験と経験として、そのようにしていると言っていました。
身体を壊して思いますが
利他的になりすぎず、心に余裕を持つ事とか
自分の足元を見て自分の気持ちを感じる時間っていうのは
大切な事なんだなと思います。
深層心理に向かう瞑想で
宇宙を見たりするって本で読んだことがありますが
リリーアレンの”エア・バルーン”のMVは
瞑想で宇宙に行けちゃうような感覚になります。
公式チャンネルで日本語詞付きが上がってますが
歌詞も面白くって
退屈していると
ふわふわ眠くなってくる
どうして私たちって
一日中働きづめなのかな
ずっと考えていて
ある計画が浮かんだの
さあ行こう！今すぐに！！
会いに来てよ空の上まで
君のこと待っているから
ここなら周りが何を言おうと聞こえない
私の気球に…気球に…
気球に乗って ha!
リリーアレンの気球に乗って
暗いニュースが聞こえない場所で
新しい計画を、働きづめでない世界を考えたいもんです。
